胸郭出口症候群｜腰痛・肩こり・交通事故施術は淡路市・洲本市・南あわじ市のこぐり整骨院にお任せください！

胸郭出口症候群（きょうかくしゅっこうしょうこうぐん）とは、首から腕にかけて通る神経や血管（主に腕神経叢・鎖骨下動脈・鎖骨下静脈）が、胸郭出口と呼ばれる部分で圧迫されることで、痛みやしびれなどの症状が生じる疾患です。

胸郭出口には以下の3つの狭窄部位があり、それぞれで圧迫が生じることが原因となります。

1.斜角筋症候群（前斜角筋と中斜角筋の間での圧迫）

2.肋鎖症候群（鎖骨と第一肋骨の間での圧迫）

3.小胸筋症候群（過外転症候群）（小胸筋と烏口突起の間での圧迫）

また、以下のような要因で症状が引き起こされやすくなります。

・なで肩や筋力の低下（特に女性に多い）
・長時間の猫背やデスクワーク
・重い荷物を持つ習慣
・過度なスポーツ（野球や水泳など）

1. 症状の悪化
放置すると、腕や手のしびれ、痛み、脱力感が徐々に強くなります。特に、腕を上げる動作（髪を結ぶ、洗濯物を干すなど）が困難になることがあります。

2. 筋萎縮と運動障害
重症化すると、小指側の筋肉（手内筋）が萎縮し、手の細かい動きが難しくなります。ペンを持つ、ボタンを留めるといった動作が困難になることもあります。

3. 血行障害による深刻な影響
動脈や静脈が圧迫されるタイプでは、血流障害が進行し、皮膚の色の変化（蒼白や紫色）、冷感、浮腫（むくみ）、血栓形成（血の塊）が起こる可能性があります。最悪の場合、血栓が肺に飛んで肺塞栓（エコノミークラス症候群）を引き起こすこともあります。

4. 自律神経への影響
首や肩の筋緊張が続くと、自律神経が乱れ、めまい、耳鳴り、頭痛、不眠、集中力低下などの症状が現れることもあります。

こぐり整骨院グループでは、胸郭出口症候群の施術において安全で効果的なアプローチを提供しています。以下は、施術の基本的な流れのご紹介です。

1. 初回のカウンセリングと評価
患者さまの症状や日常生活への影響を詳しくお伺いし、触診や動作確認を通じて、胸郭出口症候群の程度や原因を特定します。必要に応じて、専門医療機関と連携しながら適切な対応を進めます。

2. 胸郭出口症候群の対応
胸郭出口症候群発症直後は、患部の安静を保ちつつ、適切な施術を行います。これにより、痛みや炎症を軽減し、回復の土台を整えます。

3. 施術プランの提案と実施
患者さま一人ひとりの症状に応じたオーダーメイドの施術プランを作成します。以下の方法を適宜組み合わせて行います。

①手技療法〈古鍼流脈診整法〉: 筋肉や関節の状態を整え、血流を促進することで自然治癒力をサポートします。
②物理療法: 特殊電気ハイボルトや干渉波を用いて、痛みの軽減や組織の修復を促進します。
③運動療法: 筋力や柔軟性の回復を目的としたリハビリテーションを段階的に行います。

4. 回復期のケア
回復期には、再発予防や日常生活復帰を目指し、姿勢改善や動作指導を行います。また、必要に応じてトレーニングやストレッチの方法をご案内します。

5. アフターフォロー
施術終了後も、再発防止のためのアドバイスや定期的なチェックを提供します。患者さまが安心して日常生活を送れるようサポートいたします。

私たちは、患者さまの健康を第一に考え、安全かつ効果的な施術を心がけています。お気軽にご相談ください。

Q1：胸郭出口症候群は自然に治りますか？

A：軽度であれば自然に改善することもありますが、多くの場合は適切な対処が必要です。特に、姿勢の改善やストレッチ、筋力トレーニングを取り入れることで症状が和らぐことがあります。
軽症なら数週間〜数ヶ月で改善することが多いですが、慢性化している場合は数年単位で医療機関受診が必要になることもあります。早めの対策が重要です。

Q2：スポーツを続けても大丈夫？

A：軽症ならストレッチや姿勢改善をしながら続けることが可能ですが、症状が悪化する場合は医療機関受診、一時的に休むことをおすすめします。